エクソシスト
それからルーシーは金属できたリストバンドをくれた。

左右、一つずつ。

奇妙な線が入っており、付けておくとお前を守ってくれると言われた。


よくわからなかったがとりあえず付けておいた。

佳奈は偶然にもエクソシストの存在を知ってしまったため、アシスタントの仕事を任された。

アシスタントとはまだ未熟なエクソシストをサポートする役である。


二人で危機を乗り越えろという意味らしい。


最後にエクソシストの構成を聞かされた。


エクソシストには階級が定めてあるらしく、今、オレがいるのが二級。

そこから実力を認めらると準一級→一級→初級と上がり、更に上がるとコードネームを与えらるらしい。



そして更に頂点を極めたものがパラディンの称号が与えられる。

道のりは果てしないだろう。

薫は息を吸った。腹の底に力をため、前を見据える。


こうしてオレの新しい人生が始まった。
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