エクソシスト
気がつくと薫は自分の部屋のベッドに横たわっていた。

「あれ…?」

薫は記憶を思い返した。

確か、家の玄関の前で見覚えのある人間と会っていた気が。


それが誰かわからないが妙な既視感だけはあった。

結局誰かは思い出せなかったが、何故か腹部がズキリと痛んだ。
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