エクソシスト
「大丈夫。後で必ず迎えにいくから」

そう行って薫は勇気づけるように笑った。


薫の言葉を信じ、佳奈は涙をこらえながら頷いた。

「お願いします」


その言葉を聞いたルーシーが薫を転送する。

決着をつける時だ。

薫は腹に力をため、刀を強く握りしめた。
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