エクソシスト
本部に戻った薫を待っていたのは、歓喜だった。


皆が声を上げ、勝利の余韻に浸る。

「良かった…」

薫がほっとした表情でつぶやきながら、イスに座る。

その横で佳奈もほっとした表情で薫を見つめる。


一方で、ルーシーは最終段階に入っていた。

パソコンの画面にパスワードを入力すると設置された小瓶が起動。


そして秒読みを始めた。
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