エクソシスト
秒読みは10から始まり、次第に9、8、7とカウントダウンを行い、遂に0になった。
0になった途端、黒服達の居た廃墟は紅い光に包まれ、眩いばかりに光を放つと跡形もなく、消えた。
「どこに消えたんですか?」
佳奈がたずねる。
「D'ボイドだ」
「D'ボイド…?」
聞き慣れない言葉に薫と佳奈は思わず、顔を見合わせた。
0になった途端、黒服達の居た廃墟は紅い光に包まれ、眩いばかりに光を放つと跡形もなく、消えた。
「どこに消えたんですか?」
佳奈がたずねる。
「D'ボイドだ」
「D'ボイド…?」
聞き慣れない言葉に薫と佳奈は思わず、顔を見合わせた。