冷たい彼は芸能人!!
しばらくしてドアをたたく音が聞こえてきた。
「は~い」
「あ、華?ママよ~」
ママか・・
「はい、どうぞ」
「おじゃましま~す」
ドアをあけると同時に小っちゃい何かが飛び出した。
「ねぇねぇ~」
「華菜!」
寝ているベッドに飛びつく華菜。
「ねぇねぇ大丈夫?」
「うん。大丈夫大丈夫」
そういいながら華菜をもちあげてあたしの膝の上にのせる。
「ママ、ありがとうね」
「はいはい。もう、心配させないでよ」
「はは、ごめん」
ママが荷物をしまいながらいろんなことを話してくれる。