冷たい彼は芸能人!!
あたしと小奈美は社長に頭をさげてからはいってくるSTARと入れ違いに部屋をでていった。
後は社長とスタジオに行くだけ。
だから2人でまた練習をして歌をじっくりきいた。
トークの練習までしてから社長が控室にはいってきて社長の車にのりこんでから20分のところにあるスタジオについた。
「でっかいね~」
そんなあたしの言葉に小奈美は静かにうなづいた。
「ほら、ふたりとも行くよ。メイクとかリハもあるんだから急いで」
その言葉に社長の後を急いでついていく。
スタジオの控室まで延々といろんなひとに「おはようございます」と挨拶された。
それに返すうちにまだ始まっていないのにぐったり。
控室にはいると社長はすぐにでていった。
そしてかわりに大学生くらいの女の人が入ってきた。
「今日からSHINEのお二人のマネージャーとなります。
佐々木 美緒です。よろしくおねがいします」
「えっと、小山 華です。華ってよんでください。
「あたしは斎藤 小奈美。同じく小奈美ってよんでください」
「はい。じゃぁ、私の事は呼びやすいようによんでください」
そういって控室にはいってきた。
「では、今日の時間帯を説明しますね。
えっとまず、華と小奈美はこれから担当の方にメイクとヘアーをしてもらいその後6時はんから30分間リハです。
7時からは本番まで1時間、お弁当を用意させてもらいますからそれを食べてもう一度メイクを治してもらったのちに本番になります。」
「「は~~い」」
「じゃぁ、用があったら言ってください」
そういって控室のソファーにすわって書類の整理をしはじめる。
するとすぐにメイクの担当であろう人がはいってきた。