冷たい彼は芸能人!!
「もちろんです!ぜひお願いします!」
「わかったわ。あ、美緒には電話してあるから後から美緒に日程やらを聞いてちょうだい」
「はい。ありがとうございます」
「朝はやくにごめんなさいね。それじゃぁね」
それだけいって電話はきれた。
きれた直後につぎは小奈美からの電話。
「もしもし?」
「あっ、華。聞いた?お昼番組」
「うん。やったね!あたしたち、また仕事が増えたよ」
「うん。がんばろうね」
「もちろん。小奈美とならがんばれるもん」
そういってしばらく話してから電話をきった。
すっかり目はさめてしまったけどもう一度布団にはいって華菜をぎゅっと抱きしめた。
あたしより断然、目が大きくてかわいい自分の妹をみてると癒された。
やっぱり眠れなくてベッドからでて服にきがえてから下におりていつもはママがしてる朝食の準備をしてみた。
案外うまくできてテレビをつけてると時間どおりにママがおきてきた。
「あれ?華。めずらしいじゃない?」
「うん。実はさ、6時半くらいに社長から電話があって日曜日、仕事がはいったの!」
「あら!本当。よかったね~。それと朝ごはん。すごいじゃない!ありがとう」
そういっていそがしくてあまり話せなかった分のことをママにたくさん話した。
すると仕事のスーツにきがえたパパがおりてきて次に咲人、咲哉や華菜もおりてきた。
みんなで朝食をすませてからあたしは華菜をつれて近くのジムに行くことにした。
「華菜、プールあるからはいりたいなら水着、ママにだしてもらってね」
「うん。ママ~」