冷たい彼は芸能人!!
すると小奈美がズンズンはいっていく。
「え?こなみ?まってよ~」
あたしもあわてて華菜をもう一度抱きかかえて急いで小奈美の後を追う。
俊はサングラスかけてるし陸と達也は帽子。
明は髪型をペッチャンコにしてる。
みんなばれてないつもりですか?
バレバレだし。
しかも小奈美までマスクしてきてる。
あたしは・・・
ない。
そのまま仕方なく華菜を膝の上にのせたまま俊の隣に座る。
「なに食べる?」
そんな明の一言で陸と達也が自分の食べるものをいってく。
小奈美もメニューとにらめっこ俊は飲み物だけでいいといった。
「華菜は?なに食べる?」
「華菜はねぇねぇとお昼半分こ~」
そういうとすかさず小奈美が
「華、また華菜たちと半分こ?そんなにたべれないなら食べるんじゃないの!」
そう、あたしはきまって頼んだものを全部たべれない。
そのせいか家族をくると必ず食欲旺盛の咲哉か咲人がたべるんだけどきっとそれをいつもみてた華菜がそういったんだろう。
「だって~。な~んか食べれないんだもん。」
「はぁ、だから咲哉にもバカにされるんだよ~?」
「は~い」
そのままあたしは華菜でも食べやすいお子様ランチを頼んだ。