冷たい彼は芸能人!!


それから順々にはこばれてくる料理。


俊はコーヒーだけでいいということでさっそく飲み始めてる。


あたしと華菜のお子様ランチもきて先に華菜が食べられる分だけ食べさせる。


全部半分たべてくれた華菜。


その残りの半分をたべようとするけどオムライスと卵焼き、それからウィンナーだけでお腹いっぱい。


「ねぇねぇまだいっぱい残ってるよ~?」


「ん~。そうなんだけど。ねぇねぇお腹いっぱい!」


「もう!やっぱねぇねぇの残したものは咲哉にぃにぃだけだね~」


そういって飲み物をのむ華菜。


そんなあたしと華菜の会話をきいていた俊だけが隣で笑いはいじめた


「え?なに?」


「いや、3歳の妹にいわれるってどうなんだろうな~って」


う・・・


「しかたないじゃん。あたし、本当に小さいころから外食でなにか頼んでものこしちゃうんだから~」


そういってねむそうにしてる華菜の頭をなでてやる。


すると俊がよこから箸をだしてきてのこりのものをドンドン口に放り込む。


「え?いいの?」


「別に。やっぱ飲み物だけじゃ足りなかったし」


そういってあっという間に目の前のお子様ランチはからっぽ。


「あ、ありがとう」


「別に」


そういってまだ残ってるコーヒーに口をつける俊。


華菜の方をみると夢の中。


小奈美と陸はなんかもりあがってるし達也と明はよくわからないバンドの話をしてる。


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