冷たい彼は芸能人!!


そういっておきたばっかりだというのにソファーからとびおりて俊たちのところにあたしの手をひっぱる。


「わぁ、華菜、まって。行くから、ここ片づけなきゃ」


そういって無理やり華菜をだっこして片づけてからスポセンにはいる。


タンパンからいつもダンスをしている格好にきがえて年齢制限でなにもできない華菜をだっこしてはいる。


するとすぐに俊がよってきた。


「華菜、おきたんだな」


「うん。でも年齢制限あるからあたしと華菜はみてるだけだけどね~」


そう言って華菜の頭をなでる。


「俺、華菜のことみてるから、お前いってきたら?」


「え?でも、迷惑かけちゃうし、いいよ」


「いいから。さっきもお前ファンの人たちに色々してたろ?」


あ、みられてたんだ。


「ありがと、じゃぁ、華菜。ねぇねぇ行ってくるけど俊にぃにぃに迷惑かけちゃだめだよ」


「は~い。ねぇねぇいってらっしゃ~い」


華菜を俊にわたしてからあたしも達也たちがいるところにいく。


「あれ、華ちゃん。華菜ちゃんは?」


「あぁ、俊がみてくれてる。」


「まじか、あいつ、結構子供好きだからな~」


そう言われて俊の方をみるとテレビで見るのと同じ笑顔。


ふ~~ん。


ああいう風にわらうんだ。


あたしは俊から視線をそらしてそれから2時間くらい汗をながした。


そろそろいいかなとおもって俊たちの方をみると、2人そろって寝てるし。


あんなところで寝てたらファンの人たちから大変なことにあう。


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