冷たい彼は芸能人!!

そういった。


あぁ、また言われた。


あたしにはどこが抜けてるのかさっぱり。


「すいませんね~。じゃ、今日はありがとうございました~」


そういってスポセンをでようとしたとき。


「華。携帯番号おしえろ」


そういわれた。


はじめて名前をよばれたことに嬉しさなのか緊張なのかバクバクしながら俊に携帯番号をおしえてスポセンをでた。


あんなことがあったのにぐっすり寝てる華菜を起こさないように更衣室のソファーnねかせて汗をふいてきがえてから荷物をきっちりしまって華菜をだっこしてジムをでる。


小奈美には先に帰るとメールをした。


家についてからすぐにママに華菜をわたしてあたしはシャワーをあびてから華菜をお風呂にいれさせて華菜と一緒にお昼寝をした。


次に起きたのは5時。


家の中はシンと静まり返ってる。


華菜はとなりにいるのを確認してから下におりると案の定だれもいない。


その代わりにテーブルの上にママの時でなにか書いてある紙がおいてあった。


“華。
今日は華菜の面倒みてくれてありがとう。
ママとパパこれから週1回のデートにいってきます。
咲人は今日はお友達の薫くんの家にお泊まり。
咲哉は塾にいったあとで勉強を教えてもらいに結のところにいってます。
だから申し訳ないんだけど華菜の面倒、おねがいね~
ママとパパは11時にはかえります”


あぁ、そうだった。


今日はママとパパのデート日。


咲人とお泊まりの話も何回か聞いてた。


ちなみに結ってのは小奈美の家と反対の家にいる幼なじみ。


咲哉と同じ中3で結のパパは大学の先生。


だから咲哉はよく結のパパに勉強をみえもらってる。


ってことはきっと咲哉は結の家にとまり。

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