冷たい彼は芸能人!!
ふりまわしてくれるな~~
携帯をまたポケットにしまいながら料理を再開した。
その15分後、
ピーンポーン
あっ、来た。
「は~い」
あたしは一言そういって包丁と火をとめて玄関に急いだ。
ガチャ
そして案の定、俊の姿。
「わりぃな。」
「いいよ。狭いけど入って」
そういって家に通してからドアをしめる。
俊をリビングに案内するとソファーのうえに華菜がちょこんと座ってた。
「あれ?華菜おきた?」
「うん。ピンポンでおきた。なんで俊にぃにぃ?」
「あぁ、俊にぃにぃは今日、一緒にお夕飯たべるんだよ」
そういうと華菜の顔がいっきにぱぁと明るくなり俊にとびついた。
「俊にぃにぃあそぼ~~」
そういって2階に俊をつれていこうとする華菜。
「あぁ、華菜華菜。俊にぃにぃと遊ぶのは1階。2階はダメよ~」
そういうとは~いといとうだけ返事がかえってきて俊と華菜の姿はなくなった。