冷たい彼は芸能人!!
「そっか。あたしも明日仕事だからもう切るね?」
『おう、お前、体こわすなよ』
「大丈夫。じゃぁね」
それだけいって電話をきった。
そして心臓がバクバクいってることにいまさら気づいた。
「ふぅ~」
携帯とかばんをもって自分の部屋にいって電気をつけるとママがあたしのベッドで華菜と寝ていた。
あたしはいったいどこで寝るの・・・
とりあえずママたちを起こさないように寝巻きをもってお風呂場に移動してシャワーをあびてから寝巻きにきがえて部屋にもどるとママが起きていた。
「あ、ごめん。おこしちゃった?」
「ん~。大丈夫よ。」
あ、そうだ。
「ママ、あのさ、あたし社長に1人暮らししないかっていわれてるんだけど、してもいいかな?」
「もちろん。華がそれで充実できるのならママは大賛成」
「でも、華菜は?」
「華菜はなんとかするよ~。華は仕事に専念!」
そういってあたしの大好きな笑顔をむけてくれるママ。
「ママ、ありがとう。」
「どういたしまして。出るときはきちんと言ってね」
「もちろん」
「じゃぁ、おやすみ」
そういってママがでていった。