冷たい彼は芸能人!!
しばらく横になって華の寝顔をみてると。
ガガッ・・・
エレベーターの電気がついた。
一気に明るくなったせいで目が時からずっとくらむ。
はぁ、まじ助かった。
今日は7時からずっと仕事なんだよ・・・
「華、はな・・・?お~い、はな」
呼びかけるも一向に起き上がる気配すらない。
しかたなく電気のついたエレベーターのボタンをもう一度おすと見事動き出した。
はぁ、よかった。
ころがっている荷物やらをもって華をいわゆるお姫様だっこをしてついた自分の部屋の階におりる。
ちなみにこいつと小奈美がしっているかどうかは知らないが、ここにはSTAR全員が住んでる。
実際、みんな俺と同じ階。
そのまま部屋の前まできて鍵をあけて中にはいると・・・
「あ、俊!あんた、朝帰り!?」
とかなんとかいいながら姉貴がでてきた。
そして華をみるなり俺を引いた目でみてくる。
はぁ、めんどくせ・・・
「ちげえし。昨日、こいつとばったり会って、一緒にのったエレベーターが故障みたいなのをして一晩ずっと閉じ込められてたんだよ」
「はぁ!あんたよく耐えたね。だって、その子、SHINEの華でしょ?」
「あぁ、そうだよ」
そういいながら靴をぬいでリビングをとおりこしてから俺の部屋へと歩く。
後ろから姉貴がついてくる。