冷たい彼は芸能人!!


「・・・・・そんなん自分できいて!あたしはねむいの~」


はぁ。


「あんな、華、今ねてておこしてもいきねえんだよ。だから聞いてんじゃんか」


「は?あんた、華に手だしたらぶっころすよ!」


芸能人の使う言葉かよ・・・


「手だしてねえよ。だから~」


それから長々と小奈美に昨晩のことを教えると納得したっぽい


「だから、何時から?」


「ん~とね。7時からだって」


7時。


俺と一緒か。


「サンキュ。んじゃ」


そういってから電話をきって時計に目をやると5時半。


そろそろおこした方よくね?


「お~い。華。は~な~」


体をゆすりながら華の名前をよぶと。


「ん・・・。・・・・ん~」


なんて言いながら寝がえりを打つしまつ。


はぁ。


「おい!起きなきゃ襲うぞ」


そう言った瞬間、ゆっくりだけど華の目があいてく


「ん、俊?」


「おう。エレベーター動いたぞ。今、俺の部屋な」


そういうとパッチリ目がさめたらしい。


「へ?俊の部屋?」


「おう。お前仕事7時からだろ。準備しなくていいのか?」

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