冷たい彼は芸能人!!
俺はそのままベッドにはいって、何年かぶりに涙をながしながら眠りについた。
「ん、朝。」
あれから1週間がたった。
華とは連絡がとれないまま。
まだ半分ねぼけたまま体を起こしてリビングにでる。
そして・・・
「華、コーヒー」
いつもの癖で、そう呼んでしまった。
でも返事はない。
またそれで、実感させられたんだ。
1週間もたつのに、なかなかなれない。
あぁ、華はいないんだ。
とりあえず、食事をとって学校に向かう。
学校には小奈美と華の姿はなかった。
仕事か。
学校を午前中だけでて、事務所に向かうと社長かた言われた一言。
「今日から他の事務所になります。今まで御苦労さま」
なんで、なんで、こんな時に。
他のSTARのメンバーも驚愕。
陸が口をひらいた。
「あの、なんで急に。」
「まぁ、もともと8か月の契約期間だったし、あとは、SHINEの華が最近、事務所にこなくなったのよ。小奈美からはSHINEのみんなに迷惑をかけるから行きたくないって言われたんだけど、今までそんなことなかったし、とりあえず、契約期間だから。今まで御苦労さま」
そう言われた。
あぁ、俺のせいだ。
そんな時、小奈美が事務所にはいってきた。
「おはようございま~す」
「あ、小奈美。華は?」
そういうと俺を見て、渋った顔をした。