だれよりもキミを〜グラウンドでプロポーズ!?〜
「あたしねあのときほんとは起きてたんだよ……」
あのときはまだ好きってわかんなかったからただただムカついたけど
今は思い出すだけでドキドキする
廉がドキッとした顔してる
「…………なんのことだよ」
ほんとはわかってるんでしょ?
何年一緒にいると思ってんの
あたしにはわかるよ?
廉の嘘
「んじゃいいや」
「てか、野球応援の日ちゃんと起きろよ」
ほら、話逸らすし
「…………わかってるし」