だれよりもキミを〜グラウンドでプロポーズ!?〜
開会式はあんまり緊張しなかったしすごく試合が楽しみになってきた
周りには見たことあるやつがいっぱいいた
楽しみで仕方なかった
開会式はすぐ終わって俺たちは近くのグラウンドで軽く練習して今日からのホテルに行った
明日の試合に備えてみんな寝るのは早かった
俺も寝ようと思ったけど瑠奈が気になってしょうがない
「もしもし?」
『もしもし廉?
どうしたの?』
「俺がいなくて寂しがってんじゃねーかと思って」
『んのあるわけないでしょ』
「てか、明日起きれんの?」
『あたりまえでしょ?
遅れたら廉みれないもん』
かわいいとか思っちゃう
この天然やろー!
「俺がホームラン見せてやるから」
『なにそれ?
打てなかったらはずいよ』
「俺にできないことなんてねーよ」
『なにその自信?』
「だから俺にできないことなんてねーよ」
『はいはい
とにかく、がんばってね』