だれよりもキミを〜グラウンドでプロポーズ!?〜
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珍しくアラームで自分で起きた
ケータイをみるとまだ6時だった
二度寝しようといたけどなんだか眠れなくて…
30分くらいしたとき、階段を上ってくる音がした
廉のにしてははやいと思ったけど、急いで寝たふりをした
それはやっぱり廉だった
なんかいつもと違う
いつもなら
早く起きろとかたたき起こされる
今日は、あたしに近づいてもしばらく何もしゃべらなかった
しばらくしてから、
廉はあたしの髪をそっとなでた
びっくりして起きそうになったけど恥ずかしくては起きれなかった
「……るな…
俺に力をちょうだい…
俺…どうしたらいいかわかんないんだよ…」
いつもバカやっている廉とは全く違う
こんな憐みたことない…
そして
唇になにか柔らかい感触
―――――ちゅ