だれよりもキミを〜グラウンドでプロポーズ!?〜
四人で公園に集まった
学校以外で四人で集まるのは久しぶりかもしれない
部活とかいろいろあったし
「るなー、れんー遅いよ!!」
「瑠奈が遅いんだよ」
「なんなの?
なにすんの?」
「俺は玲奈とリア充したかったなー」
「黙れはげ」
玲奈もはげって言うのか?
「あのねーあんなつまんない試合見させておいてなんなの?
だから明日のために練習するんだから!!
明日もこんな試合だったら陽向と別れるから」
まじかよ…
明日も見に来る気かよ
やべー俺の嘘ばれる
「イヤだよー
俺、玲奈と別れたら死ぬ」
「じゃぁ明日がんばりなさいよ
あたしが見に行くんだから」
「えっ?
明日って遠いとこぢゃないの
見に行けないくらい」
やばいやばい…
ばれる…
「は?瑠奈どうしたの?
明日も行くのよ!!
明日はうちの高校でやるのよ
ね?廉?陽向?」
「…………ぅん」
「おまえ瑠奈に嘘言ったんだな?」
「憐そんなにあたしに見てほしくないの?」
「あたりまえだ
明日は俺はきっと出れない」
「は?そんなのあたしでもわかるわよ
それでも見に行くんだから」
えーーーっ
ひどくね?
「練習しよ!!」