―私がアナタを好きな理由―



「友達…?どうやってよ。話した事なんか告白だけしかないじゃん」



「私の執念と愛情の力!」



「あー…そ。」




杏奈は、詳しく話も聞いてくれないで自分の席に戻ろうとする。




「杏奈さん杏奈さん!?私の話聞いてー!!」




私は、杏奈に縋る様に服を掴むと意地悪そうに笑って私の前の席に座った。



< 37 / 139 >

この作品をシェア

pagetop