―私がアナタを好きな理由―



席に戻る杏奈を見てたら、先生はもう来てたみたい。
私、全然気付かなかったよ!?




「今日は、学級委員の女子の変わりを決めないといけないんだが…」




先生が、来て早々言った事に女子はえーッッ!?とあからさまに嫌な声を上げた。




「皆、ごめんなさい!部活に専念したくて…」




学級委員だった女の子は、立ち上がると頭を下げながら言った。




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