―私がアナタを好きな理由―



「他のクラスの分もやっちゃいますよ~」




何て言ってしまった。




「そーか!なら、頼んだぞ!」




って、目の前に出された5クラス分。
私って…。




放課後、教室に抱えて持って来た資料を篠崎君は少し顔を歪ませながら見た。




「これは…」



「調子に乗って引き受けたモノです。」




篠崎君は、1クラス分だけを取って作業を始めた。



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