―私がアナタを好きな理由―



「僕も言葉には出来ませんが…何となく分かりました。君は、やはり友達の様です」



「嬉しいです!」



「頭が悪い…何て事、他の方には言えませんから」




そこっ!?


突拍子もない事を篠崎君が言うもんだから、満面の笑顔からポカンって表情に変わるのが自分でも分かった。




「どーせ馬鹿ですよー」



……クス――――




ん?




クスクス…―――




篠崎君……笑ってる?



< 54 / 139 >

この作品をシェア

pagetop