―私がアナタを好きな理由―
眼鏡side
―学級委員の仕事中―
今日は、宮本晴との初めての学級委員の仕事だが…。
宮本晴は、何故か大量の資料を持ち帰ってきた。
それを、必死になって作業をしている姿に少し笑えた。
終わった僕が手伝うと言えば喜んで、少し馬鹿にすれば拗ねて…。
コロコロ変わる表情に、堪え切れずに笑ってしまった。
宮本晴も、一緒に笑っていた。
友達という関係が、僕は良いものだと思えた。
宮本晴からの好きな理由。
僕を見ていた…この間のストーカーとは違う見方をしていた。
それが、嬉しいと思えた。