―私がアナタを好きな理由―



私は、それから真面目にバスケをしたんだけど結局負けちゃった。
残すは、決勝戦が午後からで私達はお弁当タイム中。




「ぉ、男子どーだった?」




お弁当を食べてると、戻ってきた男子にクラスの女子が聞いて




「勿論、決勝!」




って。
凄ッッ!?




「決勝かぁ…晴さえ居なければ…」



「何で!?」




杏奈は呟く様に言いながら私をチラリと見た。
ヒドイです杏奈さん。





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