君のすべてが見たかった
次の日、約束の24時間後きっかりにミチはケイのマンションの駐車場に車を停めた。
持って行く物はあまりなくていいハズだと、主に衣類と寝具ぐらいにした。
―ケイはどんな物を持って行くのだろう…。
むしろミチはその事が気掛かりだった。
ケイはサバイバル術に長けている頼り甲斐のある男なのだろうか……?
それとも、また天然ボケをカマしてくれるのか、ココは重要ポイントに思われた。
そして、ケイが駐車場に現れた。
―――――――――――