君のすべてが見たかった
何もない
オンジの山小屋までゆうに4時間はかかった。
―でもわざわざ来た甲斐があった。
と早くもケイは、山小屋の佇まいに魅了されていた。
なぜなら、オンジの山小屋はいわゆるログハウスのような外観だったし、見渡す限り辺り一面に別の民家はないので、本当にのんびり出来そうだからだ。
「ケイ。どう気に入った?」
「気に入ったも何もすげーな。本当にこんな場所があるなんて……。それにミチと二人きりでいられるし…。」
ケイはミチの背後に回ると後ろからもたれかかる様に抱きついた。
「私も来て良かったよ。ありがとうケイ。連れてきて…あっ……」
後ろからキスしようとするケイの唇の気配を感じて、ミチはそれを探りあてると自分からキスをした。
―――――――――――
―でもわざわざ来た甲斐があった。
と早くもケイは、山小屋の佇まいに魅了されていた。
なぜなら、オンジの山小屋はいわゆるログハウスのような外観だったし、見渡す限り辺り一面に別の民家はないので、本当にのんびり出来そうだからだ。
「ケイ。どう気に入った?」
「気に入ったも何もすげーな。本当にこんな場所があるなんて……。それにミチと二人きりでいられるし…。」
ケイはミチの背後に回ると後ろからもたれかかる様に抱きついた。
「私も来て良かったよ。ありがとうケイ。連れてきて…あっ……」
後ろからキスしようとするケイの唇の気配を感じて、ミチはそれを探りあてると自分からキスをした。
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