君のすべてが見たかった
「よし!13時だ。そろそろ帰ろうか。」
「だね。もう、そんな時間だったんだぁ。」
二人は久しぶりに時計で時間を確認した。
昨夜、二人で話した取り決めの一つに
『時計を持ち込まない』
事があった。
理由は、時間に縛られずに過ごせるように……。
そこで二人は腕時計を外して置いてきた。
それに山小屋の時計はとっくに時を刻むのを休んでいたから好都合だった。
そして車のデジタル時計にはガムテで封印。
肝心なケータイは非常時の連絡用としてしか扱わないと決めた。
夜明けと共に自然に起床して、日暮れと共に家に入り、眠くなったら就寝する。
こんなに自然で自由な暮らしが、ここにはあるのだ。
……………………………
「だね。もう、そんな時間だったんだぁ。」
二人は久しぶりに時計で時間を確認した。
昨夜、二人で話した取り決めの一つに
『時計を持ち込まない』
事があった。
理由は、時間に縛られずに過ごせるように……。
そこで二人は腕時計を外して置いてきた。
それに山小屋の時計はとっくに時を刻むのを休んでいたから好都合だった。
そして車のデジタル時計にはガムテで封印。
肝心なケータイは非常時の連絡用としてしか扱わないと決めた。
夜明けと共に自然に起床して、日暮れと共に家に入り、眠くなったら就寝する。
こんなに自然で自由な暮らしが、ここにはあるのだ。
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