年上の君。




「はいっ、入って入って」


あたしをぐいぐいと家の中に押す杏奈は、なんだか楽しそうだった。


そんな杏奈をみてたら
あたしまで楽しくなって来ちゃった。



「もうすぐごはんだからそれまで部屋いこ!」


杏奈の部屋は二階の一番手前にあった。



白を基調としていて、
杏奈にぴったりの部屋。


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