コンビニエンスストアという名の聖地


うわぁ…瓶が割れて色んなお酒が混ざったようですごい強いアルコール臭がする。


…てかヤバいな、これ弁償的な感じだよね…???



そ~っと顔を上げ、店長を見るとこの世のものとは思えないような顔で僕を睨みつけている。



後ろに鬼かサタンか、その類の物が見えそうだ。


とにかく身の危険を感じた。
「あ、あはは…僕うちに帰って着替えなきゃ…ももももちろん後で弁償しに来ますよ????うん、ちゃんと弁償しますから………それじゃっっ!!!」


僕は逃走しようとしたが、走り出す前に店長に肩をつかまれた。


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