愛してください、ヤンキー君
☆大好きの一言☆―恭介
「んっ」
綾乃から甘い声がもれる。
それがまた、俺が綾乃を愛しいと想わせる。
でも、もし綾乃に嫌われたらって思うとすっげぇつらくて。
そんぐらい綾乃のことが好きなんだ。
「きょ・・く、ん。」
綾乃が俺の名前を呼ぶ。
や、やべえ。か、かわいすぎて心音が鳴り止まない。
綾乃に聴こえちまうんじゃねぇーかって言うぐらいうるせえ。
この部屋に聴こえるのは俺の心音と乱れた呼吸だけ。
俺って・・・。
意外にエロいのか?
と、思いながらもまたキスをする。