愛してください、ヤンキー君
「!この子が?」

「ああ。」

「どうしましょう。こんな可愛い子が私の娘になるのね!鼻が高いわぁ。」

「む、娘!!そ、そんな。わ、私なんかがきょ、恭くんの奥さんに?」

ぺたんっ。
綾乃は脱力したように床に崩れ落ちてしまった。

「あら。大変!からかいすぎたわ。はやく寝かせてあげて?」

「あ、ああ。」

「今度は私たちの家に来なさい。またね。」

「また。」
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