愛してください、ヤンキー君
「ありがと。だいすき。」

「おう。俺もだぜ。」

「帰りたくないな。もっと、恭くんといたい。」

そ、それは、誘ってんのか?
で、でも今日はやべぇかもな・・・。
なんか理性飛びそうだし。
それ以上にきずつけてしまいそうで怖ぇ。

「ご、ごめん。きょ、今日だけは。」

「恭くんならそう言うと思った。それって、私は恭くんに大事にされてるってうぬぼれてもいんだよね?」

「ごめんな?こんなにも好きなのに・・・。」

「いいんだよ。恭くんの傍に居られるだけで。」

「ありがとう。こんどは俺から言わせてね?」
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