愛してください、ヤンキー君
「チョコたのしみだなぁ。」

「女子からの?」

そういいながら、綾乃は頬をふくらませすこしすねている。
なぜか今まで感じたことないような感覚が俺を襲う。
ま、まさか。これが“萌える”ってことなのか?

「綾乃からのチョコだよ。」

そういうと、次は満面の笑みで喜んでいる。
まじで可愛い。

「恭くん」

なんだ?なんか今日に限ってすげぇ甘えてくるな・・・。

「今日帰り、校舎裏で待ってて?」

「あ、ああ。」
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