愛してください、ヤンキー君
絶対に大学卒業したら、あたしを“星川真由”にしてほしいなぁ。
隼人と巡り会えたことに感謝。
愛を込めて。
真由より
隼人には薄いピンクの封筒にピンクのペンで大きくハートを2つかいた。
もうほんとにこの4人がいつもみたいに挨拶をしたり、授業中に変顔したり。
放課後にわらいあったり、いままで当然だったことが、できなくなるんだって思ったら、どっと涙が溢れてくる。
あたしはみんなへの手紙を抱きしめて静かに眠りについた。