愛してください、ヤンキー君

絶対に大学卒業したら、あたしを“星川真由”にしてほしいなぁ。

隼人と巡り会えたことに感謝。

愛を込めて。

真由より

隼人には薄いピンクの封筒にピンクのペンで大きくハートを2つかいた。


もうほんとにこの4人がいつもみたいに挨拶をしたり、授業中に変顔したり。
放課後にわらいあったり、いままで当然だったことが、できなくなるんだって思ったら、どっと涙が溢れてくる。

あたしはみんなへの手紙を抱きしめて静かに眠りについた。
< 80 / 82 >

この作品をシェア

pagetop