Come back !! じいちゃん
「陽一…。」
―ふふ。嫌われちゃいましたね。―
「ミリーか。」
「伯爵様からの伝言ですよ。残り時間2時間です。」
「そうか。しかし、お前そんな声じゃったとはのう。まさかオスだとは。」
「普段、人と話せませんからね。と言うかあなた、適当すぎますよ。雌雄の確認くらいしてください。」
「はっはっは。」
「しかし、よかったのですか?」
「何がじゃ?」
「死者の願いをひとつだけかなえる神、イール=ツバロン伯爵にあんな願いをするなんて。」
「いいんじゃよ。おかげで、死後の世界を少しだけ見れるのじゃからな。」
「では、私は巡回の時間なので行きますけど。」
「ミリー、伯爵によろしくな。」
「念をしておきますが後2時間ですよ。ちゃんとお骨の元に戻ってきてくださいね。でないと、未来永劫、誰にも気にも留めてもらえずさまようことになるんですからね。」
「わかった。わかっておるわ。」
―ふふ。嫌われちゃいましたね。―
「ミリーか。」
「伯爵様からの伝言ですよ。残り時間2時間です。」
「そうか。しかし、お前そんな声じゃったとはのう。まさかオスだとは。」
「普段、人と話せませんからね。と言うかあなた、適当すぎますよ。雌雄の確認くらいしてください。」
「はっはっは。」
「しかし、よかったのですか?」
「何がじゃ?」
「死者の願いをひとつだけかなえる神、イール=ツバロン伯爵にあんな願いをするなんて。」
「いいんじゃよ。おかげで、死後の世界を少しだけ見れるのじゃからな。」
「では、私は巡回の時間なので行きますけど。」
「ミリー、伯爵によろしくな。」
「念をしておきますが後2時間ですよ。ちゃんとお骨の元に戻ってきてくださいね。でないと、未来永劫、誰にも気にも留めてもらえずさまようことになるんですからね。」
「わかった。わかっておるわ。」