夜光虫
高校に入って進路を決める頃、ウチにはやりたいことが無かった。
大学に行くのもお金が要る。
ウチのおかんは縫製工場で働いていて、学費やアパートの家賃も払ってるのにこれ以上無理は言えんかった。
やりたいことも無いし、とりあえず働こうと思った。
どうせなら自分を100%生かせる仕事がいい。
ウチの他の人より秀でているもの、それは“美貌”ー。
これを生かすっきゃないでしょ!
ウチは高校卒業後、ミナミのキャバクラで面接を受け、仕事を決めた。
そして最初はお金が無いので家具、ベッド付きのアパートで暮らすことにした。
実家からミナミは離れているし、早くおかんを楽にさせてあげたかったから。
こうしてウチはキャバクラのホステスになった。
大学に行くのもお金が要る。
ウチのおかんは縫製工場で働いていて、学費やアパートの家賃も払ってるのにこれ以上無理は言えんかった。
やりたいことも無いし、とりあえず働こうと思った。
どうせなら自分を100%生かせる仕事がいい。
ウチの他の人より秀でているもの、それは“美貌”ー。
これを生かすっきゃないでしょ!
ウチは高校卒業後、ミナミのキャバクラで面接を受け、仕事を決めた。
そして最初はお金が無いので家具、ベッド付きのアパートで暮らすことにした。
実家からミナミは離れているし、早くおかんを楽にさせてあげたかったから。
こうしてウチはキャバクラのホステスになった。