夜光虫
ムードは全く無かったけど、楽しい夜だった。
美宇はよく笑い、その笑い声が部屋を明るくした。
私はこんなに楽しいクリスマスイヴは何年ぶりだろうと思った。
美宇はお酒もイケる口で、シャンパンを開けた後二人でワインも飲んだ。
酔って顔を赤くしている美宇は可愛かった。
「職場でいい人はいないの?」
「いません。それに正社員は正社員とくっつくってカンジじゃないですか?」
「まぁそれもあるけど、派遣の子と結婚してる人だっているわよ。企画部の加藤部長とか」
「へぇ~。宮野課長にはいい人いないんですか?」
逆に質問された。
「いないわね。同じ部署だとみんな部下だし。私と釣り合うようなオトコがいないの」
自虐的に答えた。
美宇はよく笑い、その笑い声が部屋を明るくした。
私はこんなに楽しいクリスマスイヴは何年ぶりだろうと思った。
美宇はお酒もイケる口で、シャンパンを開けた後二人でワインも飲んだ。
酔って顔を赤くしている美宇は可愛かった。
「職場でいい人はいないの?」
「いません。それに正社員は正社員とくっつくってカンジじゃないですか?」
「まぁそれもあるけど、派遣の子と結婚してる人だっているわよ。企画部の加藤部長とか」
「へぇ~。宮野課長にはいい人いないんですか?」
逆に質問された。
「いないわね。同じ部署だとみんな部下だし。私と釣り合うようなオトコがいないの」
自虐的に答えた。