夜光虫
自分が教師を目指すようになったのはそれからだった。
自分と同じような悩みを抱える子達を少しでも救ってあげたい。
そして女一人でも生きていけるように安定した職業に就きたいというのもあった。
だから大学は地元の国立の教育学部を選んだ。
サークルは軽音部に入った。
そこで今の彼女の陽菜と出会った。
自分が大学三年の時に一年の陽菜が入ってきたのだ。
「ひな?」
「はるなです」
茶髪のおかっぱ頭が言った。
第一印象は、笑顔が可愛くて人懐っこいというものだった。
誰とでもすぐに打ち解ける性格で、自分とは正反対だと思った。
自分は趣味でもやっていたのでギター担当だった。
陽菜は中・高と吹奏楽部でドラム担当になった。
自分と同じような悩みを抱える子達を少しでも救ってあげたい。
そして女一人でも生きていけるように安定した職業に就きたいというのもあった。
だから大学は地元の国立の教育学部を選んだ。
サークルは軽音部に入った。
そこで今の彼女の陽菜と出会った。
自分が大学三年の時に一年の陽菜が入ってきたのだ。
「ひな?」
「はるなです」
茶髪のおかっぱ頭が言った。
第一印象は、笑顔が可愛くて人懐っこいというものだった。
誰とでもすぐに打ち解ける性格で、自分とは正反対だと思った。
自分は趣味でもやっていたのでギター担当だった。
陽菜は中・高と吹奏楽部でドラム担当になった。