†穢れなき小鳥の殺し方†
その後、
「風呂場も掃除しとけよ」
という俺の声に「はい」と答えて和香は一昨日買った掃除道具を引っさげて風呂場に。
俺は携帯を片手にソファに寝転がって――、
「きゃあっ!!」
「――っ」
和香の悲鳴に飛び上がった。
今度はなんだ!?
俺も風呂場に。
ドアを開けて、
「どうした・・・・・・って」
「あ、えと、その・・・・・・」
見えたのはシャワーに打たれてずぶ濡れの和香だった。