†穢れなき小鳥の殺し方†

「ちょっといい?ショウ」

「はい」


俺を手招きして呼んだのは翼さん。


「あのね、遙香さんの事なんだけど」

「・・・・・・なんっすか?」

「仕事熱心なのはいいけど、過ぎるのはダメだよ」


それだけ言うと翼さんは俺の肩をポンッと叩いて戻って行った。


だからって、


「今更――」


止めるわけにはいかない。

こんなんじゃ満足できない。




俺の『復讐』は、

まだ、


終われない。



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