先生の隣~隣を歩きたくて~

私は近藤先生が好き。

もちろん、恋愛感情でね・・・

しかし、話しかける勇気も、何かする勇気もない私は

いつも遠くから先生の後ろ姿を見ているだけ


私は先生の隣に行きたい・・・


「まぁ・・・そんなこと無理だってわかってるんだけどね」

「なにが無理なんだ?」

「え!?」

黒板の説明を終えた先生は私の真後ろに来ていた


「綾月~ちゃんとノートとれよ・・・。」

やばい・・・怒られるかな・・・

「すみません・・・」

私は顔をうつむけると先生は

私の頭を撫でて

「たく、もう一回説明してやるから、ちゃんと聞けな?」

といって笑ってくれた

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