先生の隣~隣を歩きたくて~


ドキドキする


先生の隣はドキドキする


先生の言葉はドキドキする・・・


「先生・・・・」

私は、先生を呼んだ


先生はん?と言って

私のことを優しく見つめてくれた


「・・・先生はさなんで先生になったの?」

何でこんなこと聞いてるのか

自分でもわからなかった

ただなんだか気になった


「俺?ん~そうだな・・・これっていうすごい理由はないんだけど・・・」

先生は恥ずかしそうに言っている

「うん。それでも聞きたい」

「ハハ・・・俺さ、なんか人を助ける仕事したかったんだ。悩んでる人がいたらできることはしてあげたい。だから教師になったのかな」


顔を少し赤くして先生は笑った


「いや、あれだな。なんか照れる」


「先生かわいい!そっか、すごいね・・・」

私は将来の夢ないからなぁ
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