君との関係は幼馴染

ポツン
「・・・・なに?」
雨だ何時間眠ってたんだろう私。
外は薄暗くなってきていた。

最初は小降りだった雨は次第にどんどん激しくなってきた
「最悪。」
今わたしは公園内の屋根がついているベンチにて雨宿り中
雨は一向にやむ気配がない
「濡れるしかないか」
嫌だな~濡れるの・・・・・

走って家に向かおうとしたとき
「夏奈!!」
誰?
冬夜・・・?なんでここにいるの?
しかもなんであんなに必死になってるわけ?

気が付くと私は冬夜の
腕のなかにいた。
「冬夜?どうしたそんなに走ってきて」
「どうしたって・・・!学校にもいないし家にも帰ってないって夏奈のお母さんが言ってたから心配した!」
心配ってもう高校生なのに変なの・・
今何時なんだろう・・・・
ダメだなんか頭がぼーっとする
「夏奈?・・・熱あるじゃん!!すぐ家に送るから」

熱か・・・
だからこんなにだるかったんだ。
< 15 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop