俺様王子の初恋






「 ・・・・・ん 」






チュッ、と部屋に響くリップ音。
柔らかくて温かい何かが唇に触れて
すぐに離れて、






「 ん、・・・・んぅ? 」






いつの間にか口をこじ開けて
生暖かい何かが咥内を荒らしていた。
さすがに目が覚めて、










───────────ドンッ





「 先輩・・・・? 」





欲に瞳を濡らす先輩を見上げると
触れるだけのキスを落とされた。









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