秘密な彼女と彼氏①

なかなかついてこない
私に魁くんは
振り返った。

「どうした?」

「あの...
立てなくなっちゃって」

すると
「ん!」
目の前に座って
私に背中をみせた。

「なっなに?」

「乗れってこと。」

「でも重いし...」

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