秘密な彼女と彼氏①

「じゃぁ
置いてくよ?」

「...それは嫌です。
お願いします。」

「はいよ。」
私は魁くんに
おんぶされた。

「なんだ軽いじゃん。」

「お世辞はいいですから。」

私は魁くんの
広い背中に乗って
不思議な気持ちだった。

ドキドキしたけど
安心もした。

このままずっと
乗っていたいと思った。


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