秘密な彼女と彼氏①
身構えた瞬間≠
「あ!!!」
女の子が突然叫んで
ついに幽霊から妖怪になった。
「お前と一緒に永遠に遊ぶ」
女の子はそう叫ぶと私に向かって走ってきた。
私はすかさずお札を取り出して
女の子に投げつけた。
「縛!」
とたんに女の子は動けなくなった。
「なっなんだこれは!」
女の子は必死にもがいた。
が、動けない。
「もういいでしょ。
こっちにいても寂しいだけ、
私が送ってあげるから行こう。」
私は優しく女の子に言った。